看護師や医師が不足する中、離職につながる恐れもあり、高田元教授は「病院は実態を直視し、実効ある対策を取ることが必要だ」と訴えている。
6日に長野県佐久市で開かれる日本看護倫理学会で発表する。
調査は2008年7-10月、近畿地方の12病院で実施。
職員計2824人から過去1年間の被害の有無に関して回答を得た。
内訳は看護師63%、事務職員11%、医師5%など。
女性が83%を占めた。
うち被害を受けたのは回答者の37%に当たる1045人。
複数回答で被害項目を聞いたところ、「ささいなことに目くじらを立てる」が多く、上司からが11・4%(回答者に占める割合、以下同じ)、医師から看護師など他職種からが7・3%、同僚からが6・9%。
ほかに多かったのは「侮辱的な言葉」の上司からが10・4%、他職種からが7・7%。他職種からの「怒鳴る、物をたたく」が7・5%。「身体的セクハラ」も0・2-1・5%あった。
被害者の対応では「何もできなかった」(61・8%)が最多。
「周囲の人に助けを求めた」(12・8%)、「その言動をやめるように言った」(11・6%)といった積極的対応の割合は低かった。
自由記述では「医師が看護師に、横柄で虫けらのような態度を取る」「被害を受けた側が辞めていく。何とかしてほしい」などの記載があった。
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『侮辱的な言葉』はどうしても主観的なもので、必ずしも加害者が加害の意識があるわけでもないと思います。
というより、ほとんどの加害者は、加害の意識はないと思います。
今回のアンケートで、被害者としてアンケートに答えた人の中にも、知らず知らずのうちに、加害者になっている場合があるのではないでしょうか。
また、今回のアンケートでは、上司からの、被害が一番多くあったようですが、上司は業務上、指導や注意を行なわなければならない立場ですので、これは仕方ないのではないでしょうか。
どちらにせよ、言葉の暴力は、被害者とても加害者としても、もっと深く考えていかなければならないテーマだと思います。
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